2025年9月14日 恵老感謝礼拝メッセージ 「私たちに託された神の願い」

メッセンジャー:仁科宣雄師

目次

「私たちに託された神の願い」                (ヨナ書 1~4章)

本日の御言葉
 神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。
                          テモテの手紙第Ⅰ  2章4節

 「たかが100円、されど100円…」たとえ100円でもその価値に見合うものが要求されます。時代と共に100円の価値は変わりますが、神の私たちに対する思いは変わることがありません。一人の命の重さを誰よりも知っておられる神の願いは何でしょうか?

.神の使命からの逃避     1章    

預言者ヨナは、神に「アッシリアの首都ニネべに行き、人々に悔い改めを語るように」と命じられます。が、その御声に逆らい、反対方向に行く船に乗りました。ヨナは自国を愛するがゆえに、悪事をもって襲ってくるアッシリアは神の裁きを受けるべきだと考えていたのです。しかし神は、嵐を起こしてヨナの行く手を阻止します。ヨナは自らの責任で船から海に投げ出されますが、神は大きな魚を備えておられました。

Ⅱ.愛と憐れみを表される神    2章~3章

ヨナは、3日3晩、魚の腹の中で神と向き合い祈ります。「私の魂が私のうちで衰えはてた時、私は主を思い出しました(2:7)」と、海での経験を通し、神に逆らうことの愚かさ、自分の無力さを知る時が与えられ、神への感謝を取り戻したのです。私たちも同様に、神の求めておられることが何かを知りながら、自分の都合を「正しい」とし、神の目から逃れようとする時がないでしょうか?神は私たちが滅ぶことがないように、神と向き合う時を与えてくださいます。神は魚に命じてヨナを陸地に吐き出させ、ヨナは新たな思いでニネべに向かいます。ヨナが神のことばを宣言すると、驚いたことに人々はすぐに悔い改め、王を含めた全住民が断食を祈りをささげたのです。神は人々の悔い改めを受け入れ、町を滅ぼすことを止められました。選民イスラエル以外にも神の憐れみは注がれたのです。

Ⅲ.ヨナに明かされる神のみ心…    4章

①神の憐れみを怒るヨナ…ニネべの人々にも、ニネべを憐れむ神に対しても…全てのことが不愉快なヨナは、神に文句を言い、最後には「死んだほうがましだ」と自分の死をさえ願うのです(:2,3)。神の憐れみの広さ、深さを体験しながらも、彼の中の民族主義を捨てきれなかったのです。そんなヨナの心を神はご存じでした。

②枯れた唐胡麻に怒るヨナ…神は1本の唐ゴマの木を通してご自分の心を丁寧に伝えます。一夜で生えて一夜で枯れてしまった木を見て、神に文句を言うヨナに、神は「あなたは当然であるかのように怒るのか?」と問われています。「当たり前です」と答えるヨナに「あなたが唐胡麻の木を大切に思う以上に、愛をもってご自分が造った一人ひとりを惜しまないではいられない(:11)」と言われたのです。そしてそのために神の独り子イエスを惜しみなく捧げてくださったのです。

③神のみ心を共に生きる…この神の思いに対し、ヨナの答えは記されていません。私たちへの問いかけでもあります。ヨナの時代には「悔い改め」で終わっていました。が、私たちはイエスの死と復活によって主と共に歩む新しい人生が与えられています。「わたしのみ心を知って共に歩んでほしい」と願われる神は、私たちの本音を無視することなく、丁寧に寄り添い、今、この時を生かして用いるようにと、一人ひとりにできることを備えていてくださっています。

結  論        

イエスの死と復活により、私たちは新しい命をいただきました。主に信頼されて、託された主の願いを行う喜びを味わっていきましょう。主と共に新しい一日を生きることの幸いを心から感謝し、積み重ねてまいりましょう。

アーカイブ

目次