2026年1月11日主日礼拝メッセージ 「信頼に応えられる神」

メッセンジャー:仁科宣雄師

目次

「信頼に応えられる神」          (ダニエル書 6章1~10節)

本日の御言葉
  彼は以前からしていたように、日に三度ひざまずき、自分の神の前に祈って感謝をささげていた。
                                  ダニエル書 6章10節

2026年を迎え、「AI」という言葉が多く目に入ります。努力や積み重ねと言う言葉が消えていきそうです。このような時代、人々が信頼するものは何でしょうか? 

Ⅰ.バビロニアでもペルシャでも真の神に従うダニエル  (6章1~10節)

神が特別に選び、導いてきたイスラエルの民は、神の声に聞き従うことなく、他の国の攻撃を受けても神の警告として受け止めることなく、結果、アッシリア、バビロンに捕囚となります。バビロンの最初の攻撃でダニエルと友人たち優秀な若者が連れて行かれました。王は、彼らの名前を変え、教育を施し、異教の神への信仰を持たせようとしますが、彼らは真の神を信じ、これまでの生活を変えませんでした。真の神を信じて従うと心を定めた彼らを神は大いに祝福されました。やがてバビロンはペルシャ帝国に滅ぼされ、新しい王はユダヤ人たちの帰還を許します。ダニエルはその地にとどまり、異国の地で神に従い続けました。こうして国の覇者を争う激動の時代にあって、もう80歳を超えていたダニエルですが、どの王にも忠実に仕え、賜物を生かし、常に王の信頼を得、重用され続けました。

Ⅱ.訴えられるダニエル  (6章11~15節)

王ダレイオスは組織化を進め、その組織トップの3人のうち「優れた霊が宿っていた」ダニエルをナンバーワン大臣に任命することに決めました。しかし、同時に妬みを覚える人たちに、陥れられます。彼らはダニエルの信仰に目をつけ、「30日間、王以外のものを祈願する者は獅子の穴に投げ込まれる」という新しい法令を作りあげ、王に署名させたのです。王は彼らの陰謀に気づくことなく、署名したのです。発令されたその日、ダニエルは「以前からしていたように…」神に祈りをささげました。これまでも命を守ってくださった神は、どんな場合も守ってくださると、毎日心から信じて祈っていたダニエルにとって、法律がどう変わろうと祈りをやめなかったのです。「待ってました!」とばかり、大臣たちは王の前に出てダニエルを訴えます。王は激しく後悔し、何とかダニエルを救う方法はないかと考えますが、なすすべはなく…。

Ⅲ.信頼に応えられる神  (6章16~28節)

ダニエルは獅子の穴に投げ込まれます。王は彼の安否が、「いつも仕えている神」にかかっていると認めています。彼の無事を見た王は「ダニエルの神の前に震いおののけ」と新しい法令を発令し、「ダニエルの仕える神こそ生ける神」と告白しました。これまでの出来事を見る中で、ダニエルは環境がどう変わろうと、絶体絶命の中であろうと、感情をあらわにする様子は全くなく、いつものように神に祈りました。神を100%信頼したダニエルを神は100%守られた、この守られたという「奇跡」以上に、彼の100%信頼する姿勢こそ「奇跡」なのです。初代教会の聖徒たちは、大迫害に遭い、多くは殉教の死を遂げました。神の前に差し出された命が主の御手にあることを確信した人々には、何をも恐れないその信仰こそ「奇跡」だったのです。イエスは神を信頼して自らの命を差し出しました。それが人々の救いとなる唯一の方法と信じたからです。それ故に神はイエスをよみがえらせ、私たちの救いを明らかにしてくださったのです。

結  論

私たちがクリスチャンであることに加えて、どれほど神のことを信頼しているか、周りの人に知られているでしょうか?私たちが忠実に神に仕えている姿は、ここぞという時、神に目を向けるきっかけとなるでしょう。私たちにとっての「祈り」が全き神への信頼であるようにと、心を引き上げていただきましょう.

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