2025年12月14日第Ⅲアドベント 礼拝メッセージ 「永遠の命を与え得る救い主」

メッセンジャー:仁科宣雄師

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 「永遠の命を与え得る救い主」    (ルカの福音書 2章1~20節)

人の力では自分の出生をどうしようもできない現実がありますが、そのような人の限界を超えて、神はすべての人をかけがいのない、わが子とし、愛し抜いてくださるために救い主をこの世に生まれさせたのです。

Ⅰ.神のひとり子イエスの誕生  (1~7節) 

神の独り子であるイエスが人となって地上に誕生された背後には、神の壮大なご計画がありました。住民登録の勅令によって、マリアとヨセフは120Kという過酷な旅を強いられますが、救い主がベツレヘムで誕生すると言うミカの預言を成就させるために神はローマ皇帝を用いられたと言えるのです。出産する若い二人に安全で落ち着いた居場所はありませんでした。この誕生は、イエスが貧しさと、みじめさの極限を味わい、何よりも人々の無関心の中に置かれたという、イエスの生涯を象徴するものとなったのです。イエスは今日、わたしの居場所はありますか?と、私たちの心のドアをたたいておられます。私たちの整っていない心にこそ、喜んで入ってくださるのです。

Ⅱ.救い主の誕生を喜ぶ羊飼い  (8~20節)

①羊飼いたちに告げられた「大きな喜び」(8~12節)・・・まず最初に誕生の知らせを聞いたのは夜番をしていた羊飼いでした。儀式律法、安息日の規定を忠実に守れない彼らは、軽蔑され、社会に居場所はありません。そんな彼らに主の使いが現れ、「大きな喜び」が伝えられました。その喜びとは、「今日、あなたがたのために救い主キリスト(=油注がれた者)がお生まれになった。そのみどりごを見る」ということです。
②空に響く天使の歌声 (13~14節)・・・続いて天の軍勢による賛美が響きます。イエスの誕生によって、神が神としてその栄光を受けることができますように。地上に住む人々が、奪い合い、争いあう壁を打ち破り、一つとなる平和が訪れますようにという希望が実現するというのです。神と人にとってこれが最高のほめことばであり、最強の願いであることを覚えましょう。
③神が共におられる所を共有した人たち(15~20節)・・・羊飼いたちは、飼葉桶に眠るイエスを捜し当て、自分たちに告げられた「救い主」がお生まれになったことを、マリアとヨセフ、居合わせた人たちに知らせました。マリアはみ使いから聞いた「神が共におられます」という言葉が今、実現していることを受け止めたのです。

Ⅲ.永遠の命を与え得る救い主

救い主としてお生まれくださったイエス様。何からの「救い」でしょうか?圧政に苦しむ以上に、希望がない毎日・・・。死んだら終わりと言う人生は希望がないと言えるでしょう。私という存在が最後はどのなるのか、今、それを教え導くのは聖霊なる神です。自分の罪のゆえに近づくこともできない私たち人間が、救い主としてお生まれになったこのイエスを信じることで神との平和に入れられ、永遠に神と共にいることができるのです。

結 論

私たちの存在が肉体だけでなく魂にあることを覚える時、一人ひとりの心の中に大切な人の存在は、たとえ目には見えなくても生き続けます。神は全ての人を大切な人、愛するわが子としてお造りになり、いつまでも共に生きることを望んでおられます。その「永遠の命」を与えるためにお生まれくださったイエス様の誕生を心から信じ、その喜びを力いっぱい賛美しましょう。

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