2026年1月4日新年礼拝メッセージ 「柔和な者の幸い」

メッセンジャー:仁科宣雄師

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「柔和な者の幸い」        (マタイの福音書 5章5節)

本日の御言葉
  柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです。
                     マタイの福音書 5章5節

主の2026年、誰もがこの年の幸いを願い、期待しています。イエスの「…者は幸いです」との宣言は、神の祝福を受けた者としての幸いであり、必ずしも自分が成功するということではありません。今年は「柔和な者の幸い」を覚えましょう。

Ⅰ.柔和な人

「柔和」と言う日本語は、穏やかで、物腰が柔らかく周りの人に安心感を与える人、どちらかと言うと良い人の響きを持ちますが、ギリシャ語では当然の権利として主張できるにも関わらず、神に対しても人に対しても、自分のためには弁解しないという、強い、穀然とした態度を示す言葉です。神の人として用いられたモーセは、「地上の誰にもまさって謙遜(民数記12章3節)」と言われますが、決して性格によるものではなかったのです。彼は、自分がひとかどの人物だと思い込み、自らの力で同胞を救うことができると確信しての40年、続いて自分は何一つできないのだと自らの無力さに打ちのめされての40年、そして神のご計画の通りに民を率いるリーダーとして神によって用いられた40年と言う生涯の中で、神と人を通して様々な訓練を受け、「柔和さ」を培われたと言えるでしょう。

Ⅱ、地を相続する祝福 

詩篇37篇では、どのような人が「柔和な人」であり「地を相続する」かが記されています。悪を行う者に対して、正しく生きようとする自分の心を治めるように勧めます。イスラエルの民が、神に信頼し続けるなら、アブラハムと神との契約に基づいてパレスチナの地を代々に渡って相続できると言われていました。が、民たちは神に従わず、その契約を自分たちで破棄し、その結果、古い契約は無効となったのです。神はそれでこと終わりとはされませんでした。イスラエルとの契約の延長線上に、それとはまったく違う別の新しい契約を用意され、新しい契約の民を起こされるのですが、この新しい契約こそ神が初めから計画されていた本来の契約だったのです。

Ⅲ.新しい地を相続する祝福

この「新しい契約」を人々に明らかに示されたのがイエスです。ご自分のことを「わたしは柔和でへりくだったものであるから、わたしに学びなさい(マタイ11章29節)」と言われたイエスは、父なる神のご支配、ご計画を喜んでおられたからこそ自ら進んで十字架の死を選び取りました。イエスは全てを捨てて主に従ってきた弟子たちに、主のことばに従って歩むことは「神の地を相続する」ことだと。この約束を信じて握っている者は、神の保証の中で生きている、どんなに嵐が吹き荒れても、予期しない大水に覆われても神の支配の中にいるなら今、幸せであると宣言されているのです。神はイエスキリストを通して、主を信じる者たちに「新しい天と新しい地」における「新しい地」を受け継がせると約束されています(マタイ24章35節、Ⅱペテロ3章1節)。 主を信じる者たちは、現在の世界の崩壊後に出現する「新しい地」を待ち望んでいるのです。                                      

結  論

神により頼むゆえに自己主張から解放された人、神との交わりにより真の強さを与えられ人を押しのけることなく前へと進める人は、神が与えてくださる「豊かな地を相続」するのです。神のご支配の中で歩むことは、幸いだと言い切ってくださるその力強い言葉に励まされ、一日一日を感謝し、賛美しつつ歩みを進めてまいりましょう。

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