2026年1月18日 主日礼拝メッセージ 「神の導きは使命のため」

メッセンジャー:仁科宣雄師

目次

「神の導きは使命のため」         (エステル書 3章7~15節)

本日の御言葉
  あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、このような時のためかもしれない。    
                                 エステル記 4章14節

「社長として初めて社員の前に立った時、目の前の全ての社員の生活がずしっとのしかかる思いだった。しかしこの社員たちに助けられ、共にこの会社を作りあげていくと思った時、心から社員たちを愛していこうと思えた。今、やり切れたことを感謝します。」

Ⅰ.王妃となったエステル  2章

クセルクセス王の怒りをかった王妃に変わり、新しい王妃が選ばれることになり、容姿の整った未婚の娘たちが集められました。その中にエステルがいました。エステルは両親を亡くしており、モルデカイが父親代わりでした。モルデカイは,捕囚の民でありながら、賢く有能な者として王宮にて働いていました。モルデカイは、王妃としてエステルが選ばれたなら、王と共に偶像に仕えることになるが、意味があると考えていました。彼女には自分がユダヤ人であることを明かさないようにと命じていました。候補者として集められた女性たちが一年間の準備を経て、王の前に出る日がきました。彼女の内面的な美しさは、王の好意と寵愛を受け、ついに王妃となったのです。「花嫁」の準備とは、キリストの花嫁としての準備と重なります。その美しさを作りあげた「没薬の油」は私たちのうちにある「古き人の死」を意味し、「種々の香り」は、「キリストを知る知識の香り」をあらわしています。「キリストの花嫁」となるために、十字架において古き人が完全に死んで葬られ、キリストが私たちの内に住んでくださり、芳しい香りを放つことが準備です。こうして花婿なるキリストが迎えに来られるのを待つのです。

Ⅱ.ハマンのユダヤ人根絶計画  3章

 王は家来ハマンを非常に評価し、他の家来たちに対してハマンに膝をかがめてひれ伏すように命じました。しかしモルデカイだけはひれ伏さなかったのです。彼の横柄さを見抜いていた以上に、彼にひれ伏すことは礼拝行為と考え、できなかったのです。ハマンもそれに気づき、それ故にモルデカイ一人の処分にとどまらず、ユダヤ人を根絶やしにしようと考えたのです。ハマンはイスラエルの宿敵、アガク人でした。ハマンの背後には神に敵対し、神の民を滅ぼそうとするサタンの存在があったと言えるのです。

Ⅲ.神の導きは使命のため  4章

「一年後、ペルシャに住むすべてのユダヤ人を滅ぼせ」という王の法令は直ちに各州に伝達され、モルデカイをはじめ、ユダヤ人の間に、大きな悲しみがあり、断食と鳴き声と嘆きが起こりました。モルデカイは衣を引き裂き、あら布をまとい、灰をかぶって大声で叫びます。その行為は、単なる悲しみ以上に、悔い改めを含んだものでした。モルデカイはエステルの背後に神の摂理があることを示され、エステルに「王のもとに行き、自分の民族のために王の憐れみを乞い求めるように」と命じました。ここにきて自分がユダヤ人であることを公に?王のもとに召されていないのに行くことは法令に禁じられており、死刑をも覚悟するほどのことなのに…、とためらうエステルにモルデカイは「今、この地で神があなたを王妃とされた意味を考えなさい」と奮い立たせます。エステルはすべてのユダヤ人に祈りを要請し、命を懸けて王のもとへ行く決意をしたのです。

結  論

神は私たちに、生きることの喜びを与えたいと切に願うからこそ、神と人を愛しあうこと、仕えあうことを命じておられるのです。その神の命令に答える場として、今ここに導かれているのです。今ここで誰を愛し、誰に仕えるべきでしょうか、具体的に何を?と祈り求めましょう。加えて、それが「神の喜ばれることですね」と、神からの使命を日ごとに確認しながら、それを行う知恵と力を祈り求めてまいりましょう。

アーカイブ

目次