2025年11月23日主日礼拝メッセージ 「神の国の福音に生きる喜び」

メッセンジャー:仁科宣雄師

目次

「神の国の福音に生きる喜び」                (使徒の働き 27章 13~26節)

本日の御言葉
  皆さん、元気を出しなさい。私は神を信じています。
  私に語られたことは、そのとおりになるのです。
                        使徒の働き 27章25節

世界の196ヶ国、様々な違いを理解しながらその壁を乗り越えて、双方持てるものを差し出しつつ、外交を深めることも大きな意味があるでしょう。パウロたちの伝道によって救われた人々が世界の各地に増え広がりましたが、その壁は私たちが想像する以上です。常に聖霊が守り助け、導いていました。

Ⅰ.ローマへの旅   使徒の働き (27章)

第3回伝道旅行を終えたパウロは、その報告と異邦人教会からの献金を届けるため、エルサレムに行きますが、彼に敵対するユダヤ人たちが言いがかりをつけ、パウロは逮捕されます。裁判は進まず、パウロはローマでの裁判を上訴し、囚人としてローマに護送されることとなります。パウロたち囚人を乗せた船は暴風の中、漂流すること14日…
① 確信をもって励ます(21~38節)…食事もしないで絶望の中にいる皆に、パウロは神がみ使いを通して語られたことばを語り、力強く人々を励まします。そして、パンをとって主に感謝の祈りをささげて、みんなに分け与え、食事をとるよう元気づけます。
② 主導権をとるパウロ(39~44節)…陸地が見え、助かると思いきや、船は浅瀬に乗り上げ、壊れ始めました。囚人が逃げないように殺してしまおうと考える兵士たちを百人隊長は押しとどめ、全員が無事陸に上がったのです。パウロを守らなければ、と思ってのことでした。もはやこの船のリーダーは、囚人であるパウロでした。パウロは、危険を前もって予測して忠告し、命の危険がみんなに及んだ時も、励まし、力づけ、希望を与えました。私たちも今そのような力が与えられています。私たちが神を信じて生きる時、人々はその姿に元気づけられ、信頼を寄せるようになるのです。
③ マルタ島で主のわざを行うパウロ (28章1~15節)…まむしにかまれても、何一つ害を受けなかったことで、パウロは「神様だ」と言われます。また、病を癒したことでもパウロたち一行は、皆の敬意と感謝を受けるまでになりました。主は従う者を守り、どこでも、どのような時でも、神の力をあらわせるように導いてくださるのです。

Ⅱ.ローマで福音を語るパウロ     (28章16~31節)

パウロはついにローマに着きました。軟禁状態でしたが、彼のもとに集まってくる人々に少しもはばかることなく、妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、イエス・キリストのことを教えました。パウロの働き=「使徒の働き」は主の証人たちによって29章、30章と続いています。私たちの働きもその「1行」となるなら幸いです。どのような迫害、試練があっても主の教会の働きは進められてきました。また、進められていくのです。

Ⅲ.神の国の福音に生きる喜び

パウロの最期は殉教の死でした。彼は、ユダヤ教からキリスト教に回心しクリスチャンとなっても、生涯ユダヤ人として、アブラハムの子孫であること、モーセの律法が与えられていることを特権とし、神の選民として特別な立場に置かれていることを誇りとして生きました。ただ、その神のご計画の中に、イエスの死と復活、聖霊の力によって生きることの恵みが加えられていったのです。自らが受ける苦難をキリストの苦難にあずかること…だと聖霊によって導かれ、それを喜びとして生きたのでした。

結  論

パウロの働きの秘訣は、①「聖霊なる神が共におられたから」②「主の約束を信じていたから」③「聞く耳のある人が、神の救いを必要としている人が必ずいると確信していたから」でした。私たちもこの3つを確信する時、確かに主の働きは進められます。主の御声に励まされつつ、主の救いを語り続けてまいりましょう。

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