2026年1月25日 主日礼拝メッセージ 「愛のうちに進められる救い」

メッセンジャー:仁科宣雄師

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「愛のうちに進められる救い」          (エステル書 7章1~7節)

本日の御言葉
  神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、
  すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。
                               ローマ人への手紙 8章28節

「くじ」は旧約聖書の時代には神の選びの方法としてよく使われました。今では偶然の象徴とも言えますが、人間の目には偶然に見える出来事も神の愛の御手の中にあります。日本では「ご縁」という言葉が勝手よく使われますが、クリスチャンにとって神の摂理も自分に都合よく使われることがないようにと願うことです。

Ⅰ.死を覚悟して王の前に立つエステル   5章

王の信頼を得る大臣ハマンの陰謀によるユダヤ人根絶の法令を知った王妃エステルは同胞のユダヤ人を守るため、死を覚悟して王の前に立つという決断をしました。エステルとユダヤ人たちは3日間断食をして神に祈り、エステルが王の前に立つと、王は金の笏を彼女に差し伸ばしたのです。王の好意を得たエステルは、言い知れない平安に包まれ、心から神に感謝をささげたでしょう。並々ならぬ思いで自分の前に来たエステルの願うことは何か?と王は問いますが、エステルはすぐには本心を打ち明けません。自分の開く宴席にハマンだけを招きます。神はこうした慎重な言動をも知恵としてお与えになっていたのです。どうしても成功させなければならない願いを伝えるために最高のタイミングを待ったのです。
 一方、ハマンは王と王妃の酒宴に招かれたことで上機嫌です。しかしモルデカイが自分にひざまずかないことにムカつき、抹殺のための高い柱を掲げるのでした。

Ⅱ.背後で働かれる神          6,7章

 その夜のことです。王はなぜか寝付けず、家来に国の記録の書を読ませると、過去に自分への暗殺計画があったのをモルデカイによって阻止されたということ、その褒美が贈られていないことがわかりました。それで褒美を与えようと、ハマンに相談します。ハマンはてっきり自分への褒美だと勘違いし、最高のパフォーマンスを提案します。が,それがモルデカイへの褒美とわかり、屈辱と失意に泣き崩れるのでした。さらに酒宴に招かれた席で、エステルがハマンの陰謀を明らかにし、王は激しく憤り、皮肉にも自分が用意したモルデカイを処刑するための柱にかけられたのです。

Ⅲ.神の愛による救い       8章

こうしてハマンの陰謀が明らかになっても、ユダヤ人根絶の法令は、王の指輪で押印された正式な勅令であり、王自身でさえも取り消すことはできなかったのです。そこでユダヤ人根絶を何とか阻止するためにエステルが必死で王に嘆願すると、王は新たにユダヤ人が反撃できる、自衛権を認める法令を出したのです。こうしてユダヤ人が根絶される最大の危機の日が、神の御手が働き、救いの日に変えられたのでした。捕囚という悲劇的な運命の中で、ユダヤ人はそれぞれが信仰を守り、育てられていきました。決して復習することで勝利を得るのではなく、神にその判断を問い、委ねることで神の勝利を与えられてきました。エステルのペルシャ名の意味は「星」。異国の地で神の使命を自覚したエステルは、絶望的な状況でユダヤ人の希望の星となりました。

結  論

神はあらゆる出来事の背後で確かに働き、ご自身を愛する者たちのために、全てのことを用いて益とされました。私たちがこの神に信頼し、従う姿を通して、一人の人が救われることは何よりも嬉しいことです。使命を全うできるように本気で祈り求めてまいりましょう。

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